サラ副チャンネルをご覧の皆さま
こんにちは。
今日は、私の経験、および様々なネット記事を私が見て株式投資初心者がやってしまいがちな失敗を説明します。
この記事は、こんな方に最適です。
こんな方におすすめ
- 株式投資をやったことないけど、1円たりとも損失を出しなくない人
※株式投資は、自己責任でお願いします。
個別株をトレードする。
まず、株式投資者が最もやってしまいがちな失敗例。
それは、「個別株でトレードする」ということです。
個別株とは、色々な株式会社が発行している「株」といいます。
たとえば、「トヨタ」の株、「NTT」の株、「SONY」の株などは全て「個別株」と呼ばれています。
株で勝つためには、当たり前の話ですが、株を安いときに買って、高いときに売る必要があります。
しかしながら、安いときに買って高い売るというのが本当に難しいです。
何故かよくわからないですけど、初心者の方って
訳分からない会社の個別株を買って、変なトレードをして含み損だけが増えていくというパターンです。
個別株のトレードというものは本当に難しい。
●東大や京大の超エリート大学の経済学部を卒業して、
●MBAを取得して、
●ゴールドマンサックスなどの外資系の金融会社に入社して、その会社でバリバリ働いて、
●AIのツールなどを駆使しても、
個別株のトレードで勝つことはなかなか困難です。
個別株に勝つということは、こういう方々に勝つ必要があるのです。
初心者の方がこんな方々に勝てるはずがありません。
投資の本を読んで、分かった気になる。
書店の投資コーナーに行くと実に様々な投資本が売られています。
また、投資本の著者も自分の著書の売り上げを伸ばす必要があるため、注目を集める様々なタイトルを付けます。
ですので、当然、本の中身もバラバラになってきます。初心者の方が見てもなんのこっちゃ、良くわかりません。
ですので、むしろ初心者の方は本を読まない方が良いです。
特に、酷い本になると以下のような内容が記載されています。
注意
①日経新聞や書籍などで、経済を勉強しよう。
②自分の好きな物や、応援したい物の株を買おう。
③チャートを勉強してトレードしよう
上記の①~③については、一見、正しいかと思われますが、
私は、これら①、②については大きな間違いであると思います。
①については、投資初心者の方が、日経新聞を読んだとしても、あまり理解できないと思います。
②については、確かに、投資初心者については、とっつきやすい銘柄であるため、買いやすいです。
しかしながら、その銘柄が上がるとは限りません。
ですので、その会社を県入することなく、自分が知っているからと言って、その会社の株を購入することは、非常に危険です。
また、③については、テクニカルチャートの読み方が出ており、一見すると分かった気になります。
ところが、実際にやってみると、本で読んだ通りにはなりません。
結論として、そもそも、1000、2000円の投資本をかじった位で、個別株に勝てるのであれば、誰も苦労しません。
自分の生活資金で投資する
また、自分の生活資金で投資することも非常に危険です。
何故ならば、投資していた株について今は売るべきではないのに、自分の生活のために、
株を売却してしまわなくてはならないからです。
具体例を説明しますと、株Aを20万円で買ったとします。
しかし、買ったときから15万円に値下がりしたとします。
もし、この株Aを生活資金で買った場合において、生活するためにお金が必要であれば、
この15万円の株Aを売却する必要があります。
そうすると、5万円の損害が発生します。
しかし、この株Aを生活資金ではなく、余剰資金で購入した場合には、この株Aは売る必要がありません。
そして、この株Aが、値上がりしたときに、売却すれば良いのです。そうすれば、利益を確定(いわゆる利確)することができます。
そこで、ここが重要です。
「余剰資金」とは何なのかということです。
他の株のサイトでも「投資は、余剰資金でやるものだ」という説明が良くなされています。
しかしながら、「余剰資金」の定義はなされていません。
この余剰資金の理解がとても重要です。
余剰資金とは、以下のように理解すると良いと思います。
ポイント
余剰資金とは、10年以上の定期預金に預けてもよいお金
余剰資金とはこのよう理解で良いと思います。
証券会社の店舗で購入しない。
また、街中にある証券会社の店舗で株を購入するのはやめましょう。
初心者の方は、証券会社でプロの人のアドバイスを貰うために、証券会社に行こうと思っている人がいます。
しかしながら、証券会社の人たちは、何で飯を食っているのかというと、投資家の株の手数料で飯を食っています。
したがって、投資初心者がアドバイスを貰いに、証券会社に行っても、高い投資信託の商品を買わされるだけで、貴方に特をしてもらおうなどとは一切考えておりません。
また、今は、ネット証券が主流であり、証券会社の社員も仕事にあぶれています。
ですので、証券会社に来店した客については、社員さんは、何としてでも株を買わせようとしている筈です。
ですので、社員さんに言いくるめられてあっという間に買わされてしまいます。
まとめ
以上です。いかがでしたか。
もう一度まとめますと、
それでは、投資初心者の方のお力になれば幸いと存じます。