サラ副チャンネルをご覧の皆さま
こんにちは。
皆様、米国ETFへの投資は行っているでしょうか。
私も米国ETFには投資しています。
米国ETFについては、日本よりも他の国々よりも成長度合いが高いアメリカの投資信託ということで、魅力的な投資先とされています。
ただ、何らかの原因により、ETFの運営会社が、倒産などしたらどうなるのでしょうか。
私も、日本および米国の双方のERFを購入しているもので、ふと心配になり調べてみました。
日本のETFについて
日本のETFについては、SBI証券のHPには以下のように記載されています。
メモ
ETFは株のように取引することが出来ますが、法律上は一般的には「投資信託」(国によって異なります)とされます。そして、所謂カストディアン(保管機関)に保有証券は預けられます。そして、保有証券は通常、分別管理が義務付けられるので、仮に保管機関やファンドの管理会社(運用会社)が破綻したとしても、その保有証券は受益者の資産として保護されます。そういった意味で、ETF自体が「倒産」して価値が0になるということは一般的にはありません。もし、保有しているバスケットの証券の価値がすべて0になれば、純資産価額(NAV)も0になりますが、これはETF自体が倒産したわけではありません。
ETFは投資信託、すなわちファンドである以上、「償還」されることはあります。残高があまりにも少なすぎて運用目標が達成できなかったり、発行体として維持することがコスト的に難しかったりするなど理由はさまざまです。重要なのは、償還は倒産ではないということです。すなわち、「信託」をするのをやめて、現在の資産を投資家に返還するということです。もちろん、償還されるということは、そのETFが存在しなくなるわけですから、上場市場での取引も出来なくなる(=上場廃止になる)ということです。ただし、償還されるまでの間も市場で売買できる期間が設けられるのが一般的ですし、また償還まで保有していたとしても最後までファンドに保有されていた資産は大抵の場合現金化されて投資家に返還されます。(赤線マーカは管理人が付与)
要するに、赤線の記載などからすると、ETFが消滅などすることは通常ありえず、
消滅(上場廃止など)が生じると、投資家に償還されると理解します。
償還とは
債券は、満期日に債券の保有者に額面金額が払い戻されます。この満期日のことを償還日、払い戻すことを償還といいます。(SMBC日興証券のHPより抜粋)
つまり、上場廃止などにより、ETFが消滅したとしても、お金が投資家に帰ってくると思われます。
まあ、安心ですね。
米国のETFについて
続いて米国のETFについてはどうなのでしょうか。
私がインターネットで検索しても、有力な情報が得ることができかなったので、
SBI証券と楽天証券とに問い合わせてそれぞれから回答をいただきました。
まずは、SBI証券の回答から見ていきましょう。
SBI証券からの回答
万一、運用会社が破綻しても信託財産は保護されます。運用会社はお客様の資産は、自社の資産とは別に分別保管しております。
また、仮に米国ETFがなくなる場合には、償還され、償還金をお受け取りいただくことになるかと存じます。
次に、楽天証券の回答から見ていきましょう。
楽天証券の回答
一般的に、海外ETFの上場廃止により、取引所における売買は
停止されますので、受益証券の償還もしくは、投資信託に
転換されるかと存じます。
しかしながら、上場廃止の状況や現地での処理内容等により
上場廃止後の株式の取扱いは異なると存じます。
弊社取扱銘柄の上場廃止が決定されますと、「お取引注意銘柄ファイル」
を更新いたします。下記URLをご参照ください。
http://www.rakuten-sec.co.jp/ITS/Companyfile/PRNT_Companyfile.html
以上のように、楽天証券については、若干、弱気な感じもしたが、
2つの証券会社を総合すると、基本的には、海外ETFも日本ETFと同様、上場廃止となった場合であっても、投資家に償還されるようです。
結論
結論として、当サイトでは、日本ETFおよび米国ETFともに、上場廃止された場合であっても、投資家に償還されると考えます。
ですので、私も、日本ETFのみならず米国ETFに対してもガンガン投資していきたいと思います。